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煉香?印香?火を使わないお香の使い方とタイプ別の特徴について。

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煉香?印香?火を使わないお香の使い方とタイプ別の特徴について。

お香といえば火を使うイメージを持つ人が多いのではないかと思います。

今回はお香に興味があるけど火を使いたくないという方にお勧め!火を使わないお香の使い方とタイプ別の特徴についてみていきたいと思います。

火を使わないお香

練香、印香、塗香…、お香のタイプ別特徴について。

火を使わないタイプのお香にはいくつかの種類があります。それぞれのタイプ別の使い方や特徴についてみていきたいと思います。

  • 香木
  • 煉香
  • 印香
  • 匂い香

香木の特徴と使い方について。

香木には様々な種類があります。通常はお香に練りこまれている場合が多いですがそのまま細かく刻んで使用することもあります。使い方としては、炭の上に灰をかぶせます。その上に香木を置いて熱を加えることで香りの成分を気化させて楽しみます。この方法ですと煙は出ません。純粋に香りを楽しみたい方向けの通なお香の楽しみ方です。沈香や檀香など、香木には大変高価なものが多く。ものによってはグラムで数万円することもあります。

煉香の特徴と使い方について。

煉香(ねりこう)とは、お香の原料となる粉末をはちみつなどで練り、正露丸のように丸く丸めたお香です。中国や台湾では、小さな陶器の壺に入れて熟成されたものが販売されています。こちらは半生のじょうたいなので直接火をつけるのではなく温めることで香りを楽しみます。使用方法は香木と同じように使いますが最近では電子香炉などのアイテムで簡単に火を使わずに温めて香りを楽しむことができるようになっています。

印香の特徴と使い方について。

印香(いんこう)とは、粉末にした香料を方で押し固めたタイプのお香です。販売される際は小さなプラスチックケースに押し固められた形で入っているものと。粉末を購入して粉を押し固める専用の器具を使って形を作るものがあります。見た目もかわいらしいので使い方がわかると重宝されるお香です。使用方法は香木と同じように使います。

ここまでは温めて香りを楽しむタイプのお香です。

匂い香の特徴と使い方について。

匂い香とは、常温の状態で香りがする香料を刻んで袋などに入れて香りを楽しむお香です。匂い袋という名前の方が一般的かもしれません。京都のお土産屋さんなどで目にすることもある匂い袋の使い方は所持しているだけでOK!定番の香料としては白檀、 丁字、 桂皮、 龍脳、 大茴香あたりがあります。

火を使わないお香についてのまとめ。

いかがでしたでしょうか。火を使わないお香はご紹介した以外にも塗香、文香、掛け香など様々なタイプが存在します。日本ではあまり目にしないタイプのお香も多く、お香初心者にとってはハードルが高いものもおおいかもしれません。まずを火を使って使う普通のお香に挑戦していただき、もっと試したくなったらこれらのお香にトライしてみるのもいいかもしれません。

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